今回の投稿は、ドライブレコーダーの直接配線設置についてです。作業前に揃える工具・部品の紹介を致します。
必要な工具・部品
工具
- レンチ(必須)
自動車には、ボルト締めしている箇所が数多くあります。直接配線設置に際しても、ボルトを外す工程が何か所もあります。
ランドクルーザー・プラドの場合、10mmソケットのみで作業可能でした。大体、10mm~12mmソケットは同梱販売のため、それだけあれば車種が違っても対応可能と思われます。
エクステンションバー(右写真内、右下)もあると、場所によってはボルト作業を作業しやすくなります。
安いインパクトドライバーの場合、固いボルト締めに対し、空転してしまいます。手締めのレンチが安価に手に入ります。
- ドライバー(必須)
一部ネジ留めされている箇所があります。かなり固くネジ締めされている箇所もあるため、レンチに接続できるドライバーが少ない力でネジを外すことができます。
- 配線通しケーブル(必須)
狭い場所に配線を通す際に使用します。
右図内銀色のワイヤー上端をオレンジ色のケーブルに先端に括り付け、ワイヤー下端に通したいケーブルを括り付けます。
通したい場所(穴)に、何も括り付けていないオレンジのケーブル先端を通し、通したいケーブルをガイドしていきます。
後述の内張りはがしに同梱されているものを購入しました。
- ギボシ端子用ペンチ(必須)
ギボシ端子をかしめるために使用します。
私は、100円均一で購入しましたが、税込み440円でした。
- 内装剥し(任意)
内装(内張り)剥すために使用します。
手やマイナスドライバーで内装を外すことも可能ですが、内装を留めているプラスチック製のピン、内装自体を傷つける可能性が高いです。
Amazonで税込み1,500円程度で購入できるため、使用をお勧めします。
部品
- ヒューズ電源コード(背低)×2 (必須)
ヒューズボックスから給電する際に使用します。エンジン・オフ後、常時電源からの給電用に一つ。イグニッション・オン後のACC(アクセサリー)電源からの給電用に一つ必要になります。
今回は、常時電源用に助手席側パワーウィンドウのヒューズボックスからの給電用に15Aのもの(エーモン工業 E578[背低ヒューズ電源])。ACC電源用にシガーソケットのヒューズボックスからの給電用に10Aのもの(エーモン工業 E577[背低ヒューズ電源]を準備しました。
- 直接配線コード(必須)
ドライブレコーダーと自動車のバッテリーから伸びている配線を繋ぐ場合に必要です。殆どの場合、ドライブレコーダーの接続口に合う機種専用の直接配線コードが必要となります。ドライブレコーダーに同梱されていない場合、別途購入が必要になります。コムテック社 ZDR035の場合は、「HDROP-14」が適合の直接配線コードです。
- ギボシ端子(オス)、スリーブ(オス)(必須)
ヒューズ電源コードの接続端子は、メス口のギボシ端子が予め据え付けられています。そのため、直接配線コードには、オス口のギボシ接続端子を設置する必要があります。大抵、直接配線コードには、ギボシ端子は設置されていないため、別途ギボシ端子を購入し設置する必要があります。
- 通電チェッカー(必須)
ヒューズ電源コードの端子をヒューズボックスにはめる前、ヒューズボックス内のどの部分に通電しているかを確認するために使用します。
前述の内張りはがし、配線通しに同梱されていました。
その他
- 結束バンド(任意)
直接配線コードやドライブレコーダーの配線を自動車の内張りの中に綺麗にまとめる(束ねる)ために使用します。
100円均一で色々な長さのものを購入できます。
- 絶縁テープ(任意)
異なる配線と配線を繋いだ際の銅線露出部分や、水気が入る可能性がある箇所の配線保護に使用します。100円均一で購入できます。
私は念のため、ギボシ端子の接続部に使用しました。
- 養生テープ(任意)
内張り・車のボディ等を傷から守りたい場所に貼ります。内張り剥しを使用した際に傷が入りやすいために使用します。100円均一で購入できます。
私はタオルやビニール袋を養生テープ代わりに当てて作業をしました。
以上、作業前に揃えるものをご紹介しました。
「ええ?こんなにそろえるの?」を思われた方は、ご自分でそろえる手間・時間や後の作業に鑑み、設置を業者さんに依頼した方がいいかも知れません。笑
次回は、いよいよ直接配線コード設置編です!
では、また次回の投稿で!
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