HEAD Gravity TOUR 使用インプレッション

雑記

 今回の投稿は、先日購入したテストラケット HEAD Gravity TOURの使用インプレッションです。

 テニスショップのスタッフさんにアドバイスされた使用感と実際の使用感の差があったのか、などを記しております。HEAD Gravity TOURを購入検討される方、新しくラケット購入を検討されている方にお勧めの記事になっています。

ラケット・ストリングスペック

  使用インプレッションに当たっての前提情報、ラケット・ストリングスペックは以下の通りです。

ラケットスペック

ヘッドサイズストリングパターン推奨ストリングテンションウェイトバランスポイントフレーム厚フレーム形状
100in218×2048~57ポンド305 g320 mm22 mmボックス

ストリングスペック

メーカーモデル太さテンション
BABOLATBrio1.30 mm57 ポンド

 ストリングは、5年以上ずっと使用しているBABOLATのBrioです。テンションはいつもと同じ57ポンドで張っています。

コート種別

 ハードおよびクレーコート、夏場(7月~9月)

使用インプレッション

手に持った感想

 ストリングを張った状態でラケットを持ち、ラケットヘッドを上げ下げするとやや重めの感覚。ラケットフレームウェイト305g・バランスポイント320mmで、以前使用していたDUNLOP M-FIL 200のウェイト323g・バランスポイント315mmよりややトップヘビーなためか、約20gの軽量化を如実に感じるほど重さに大きな差を感じず。

スイングした感想

 実際に素振りしてみると、前述程の重さは感じなく振り抜きやすい感触。一方、軽すぎることは決してなく、程よい重さ。

打った感想

  • フラット(ストローク・サーブとも)

 しっかりとボールを潰し、ボールをラケットフェイスでホールドする感覚あり。飛び過ぎることはない印象。かと言って、ボールに伸びが無く、飛ばすためにはかなり力がいるというものではなく、打った分だけきれいにボールが飛んでくれる印象。

 フルスイングすると若干ラケットシャフトが若干しなる印象(ストリングが撓んでいる感覚と錯覚している可能性もあり)。相手の急速に打ち負けなければ、狙いたいところにはある程度狙える印象。ラケットの重さで打つという感覚は少なく、しっかり振っていかないと打ち負ける(差し込まれる)場面あり。 

 100in2とヘッドが大きいこともあるが、Gravity TOURの特徴でもある、広いスイートスポットのおかげで、打ち損じは0%。この点は際立って優れていると思います。

  • スピン(ストローク・サーブとも)
  •  ボールをこすり上げて打っても、鉄板で打ったような硬い感覚は無く、ジョリッとスピンかけることができる。ボールを潰しながらをスピンをかける方が優れており、スピンサーブもギュインと曲がります。

    総括

     テニスショップのスタッフさんが言った通り、DUNLOP M-FILをそのまま軽くした印象。また若干軽やかな打球感の印象のの使用感でした。個人的には大変満足する一本です。

    HEAD Gravity TOURが適すると思われるテニスプレーヤー

    • ボールを確り打っていき、自分から攻めるプレースタイルの方
    • スイングスピードが速めの方
    • フラット寄りの打球を打つ方(スピンもしっかりと掛けられます)
    • ボールを潰しながら打てる方・打ちたい方

     一般的な言い方をすると、中上級者向けのラケットと思います。また、学生さんにもお勧めの一本です。

     以上、参考になれば幸いです。

     では、次回の投稿で!

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