前回の「その①ラケットの選び方編」に続き、今回は「その②今回購入のラケット編」です。良ければ読んで行ってくださいね。
テニスラケット購入の理由
私は、中学3年間テニス(軟式)、高校生3年間テニス(硬式)、以降は趣味程度にテニス(硬式)を継続しています。 30代になり、運動する頻度が少なくなり筋肉も落ち、高校時代から使用しているDUNLOPのM-FIL 200が重すぎて手首をケガしてしまいスイングできない状況が出てきたため、ラケットを変えることに…。
これまで使用していたラケット
これまで使用していたラケットスペックは以下の通りです。
ヘッドサイズ:95in² | ストリングパターン:18/20 | フレーム形状:ボックス型 |
ウェイト(フレームのみ):323 g | バランスポイント:315 mm | 長さ: 27.0in |
RA値:62 | フレーム厚:19mmフラット | ー |
重心が手元に近いトップライト(グリップヘビー)のラケットです。
打球感としてはやや硬めで殆どラケットのしなりがありません。推奨ストリング・テンションも55-65ポンドで、それ以上ゆるく張るとストリングが中途半端に撓んでしまい、ただただ硬いラケットに感じます。そのため、55ポンド以上でストリングを張り、ボールを潰して打つことによって、心地よい打球感のラケットに変わります。また、ボールを潰して打つには速いヘッドスピード・スイングスピードが求められます。
筋力が落ちている状態で、この重いラケット(市販されている中で、最上級に重い部類)を速いスイングスピードで打とうとしていたため、不可に耐え切れず、常に手首に痛みを感じる状態になりました。
候補のラケット
DUNLOP M-FIL200の使用感は今も、重さ以外は好みだったため、より軽く・近い使用感のラケットを選ぶことにしました。候補ラケット選定に当たり、条件としたのは以下の通り。
ウェイト300g程度、バランスウェイト320mm以下、ヘッドサイズ95-100 in² 、メーカーはYONEXは以外。YONEXは、打球感がぼんやりしている(よく言うとマイルド、柔らかい打球感)印象が強いメーカーだったために、クリアーな打球感を求める私の趣向とは相反するために、今回は除外としました。
馴染みのあったBABOLAT、Wilson、DUNLOPの製品ホームページを見て、テニスショップ訪問前に下調べをすることに。
そこで候補に挙がったのはDUNLOP CX200。スペックは以下の通り。
ヘッドサイズ:98in² | ストリングパターン:16/19 | フレーム形状:ボックス型 |
ウェイト(フレームのみ):305 g | バランスポイント:315 mm | 長さ: 27.0in |
RA値:64 | フレーム厚:21.5mmフラット |
DUNLOP CX200 tourという上位モデルはストリングパターン18×20、バランスポイント310mmと私の好みでしたが、ウェイトが310gと少し重かったため、軽さに重きを置き、305gのCX200を候補とすることに。BABOLAT、Wilsonでは、DUNLOP M-FILをそのまま軽くしたようなスペックのラケットは見当たらず、CX200のみが候補となりました。下調べを終え、後日、テニスショップへ。
今回購入したテニスラケット
結論から記しますが、HEADのGravity TOURというラケットを購入致しました。
テニスショップのスタッフに、「DUNLOP M-FILを使用しているが重すぎるので、似た打球感で軽いものを探している」、「DUNLOPのDiacluster Rim2.0というモデルを以前使ったことがあるが、柔らかすぎる、いつまでもボールをホールドしている感覚が我慢できなかった」と要望。また、個人的にはCX200が近いんじゃないかと思っているとコメント。
そうしたところ、頂いたアドバイスは以下の通り。
- CX200は学生にも人気のモデルで、良いラケット。だが、ストリングパターン16×19で、Diacluster Rim2.0と同じ。打球感も似ている。
- ストリングパターンはDUNLOP M-FILと同じ18×20にすべき。
- HEADのGravity TOUR、BABOLATのPure Strike 18×20を勧める。最初候補に挙がっていたDUNLOP CX200が良いのであれば、18×20のストリングパターンもある。ウェイトがやや重いが、バランスポイントが近いため、スイングウェイトは前者2つのラケットとあまり変わらない。Gravity TOURを一番お勧めする。(スペックは以下の通り)
メーカー: | HEAD | BABOLAT | DUNLOP |
モデル名: | Gravity TOUR | Pure Strike 18/20 | CX200 tour 18×20 |
ヘッドサイズ: | 100 in² | 97 in² | 95 in² |
ストリングパターン: | 18×20 | 18×20 | 18×20 |
ウェイト: | 305 g | 305 g | 315 g |
バランスポイント: | 320 mm | 320 mm | 310 mm |
フレーム厚: | 22 mm | 21-23-21 mm | 20.5 mm |
フレーム形状: | ボックス | ハイブリッド | ボックス |
RA値: | 情報なし | 70 | 63 |
悩みに悩みましたが、スウィングウェイトはほぼ同じでも、ラケットウェイトも軽い方が体が楽と踏んで、CX200 tour18×20は除外。スタッフさんの一番のオススメ、且つ、最新モデルと比較し配色のみ変わるもので他は変わらないお得な型落ちモデルのHEAD Gravity TOURにすることに(ぱっと見最新モデルと判別つきません)。
デザインだけ変えて、新モデルを出す。というのは、今まで聞いたことが無いのですが、スタッフさん曰く、「メーカーも今は、デザイン変えるくらいしかできない。笑」とのこと。
やはり、テニスショップの店員さんと話し最適なラケットを探すのは楽しいですし、的確なラケットを探せる確率が高くなるのでいいですね。
後日、「その③使用インプレッション」を投稿予定です!
では、また次回の投稿で!
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